冷えが気になる人とホットヨガの相性。看護師が体感ベースで考えてみました
「手足がいつも冷たい」「夏でも足先だけ冷える」「あたたまりたくて、ホットヨガが気になっている」
そんなふうに思って、このページにたどり着いた方が多いのかなと思います。
私は、通ったりお休みしたりを繰り返しながら、ゆるくホットヨガのカルドと付き合ってきた看護師です。冷えは、見た目では分かりにくいのに、毎日の心地よさをじわじわ削っていく悩みだなと、看護師として、そして自分の体でも感じてきました。
このページでは、冷えが気になる方に向けて、看護師の視点から「なぜ冷えるのか」と「ホットヨガとの相性、ゆるく続けるためのコツ」を、体感ベースでお伝えします。
最初にお伝えしておくと、この記事は一般的な情報をまとめたもので、診断や治療に代わるものではありません。冷えがつらい、ほかの症状もある、という場合は、無理せず医療機関に相談してくださいね。
そもそも、どうして体は冷えるの?
看護師目線で、冷えの背景にありそうなことを、やさしく挙げてみますね。
1. 手足の血のめぐり
体は、寒さを感じると、大事な内臓を守るために手足の先など末梢(まっしょう。体の中心から遠い部分のことです)の血管を細くして、熱を逃がさないようにします。そのぶん、手足の先まで温かい血が届きにくくなって、冷たく感じやすくなります。
2. 筋肉の量
筋肉は、体の中で熱をつくってくれる場所です。筋肉が少なめだったり、あまり動かさない生活が続いたりすると、熱がつくられにくくなることがあります。女性に冷えを感じる方が多いのには、こうした体のつくりも関わっています。
3. 自律神経のゆらぎ
体温の調整は、自律神経(じりつしんけい。自分の意思とは関係なく体を整える神経のことです)がしてくれています。睡眠不足やストレス、急な気温差が続くと、このリズムが乱れて、あたためる・冷ますの切りかえがうまくいかなくなることがあります。
裏を返せば、冷えは「体を動かすこと」「めぐりをよくすること」「自律神経を整えること」と関わりが深い、ということになります。ホットヨガが気になる理由も、ここにあるのかなと思います。
ホットヨガであたたまる、私の体感
ここからは、効果を約束する話ではなくて、あくまで私自身が感じてきた体感としてお伝えしますね。
スタジオは、スチームと床からの熱で、入った瞬間からじんわりあたたかい空間です。レッスンが終わったあとは、体の芯までぽかぽかして、手足の先まで血がめぐっている感じがありました。
それから、ヨガは呼吸とポーズをセットで行う運動です。深い呼吸を続けていると、肩や背中のこわばりがほどけて、気持ちまでゆるんでいくのを感じました。冷えと一緒に肩こりも気になっていた私には、この「ゆるむ感じ」がうれしかったです。
ただ、これは「その日にあたたまる体感」であって、冷え性が治る、という意味ではありません。体質や体の状態は人それぞれなので、あたたかさが心地よく続く人もいれば、合わない人もいます。そこは正直にお伝えしておきたいなと思います。
ちなみに私の場合、1回目に通っていた時期は、体の調子がゆるやかに整っていく感じがあって、朝の目覚めや気分まで軽くなったように思います。これも体感の話なので、誰にでも当てはまるものではありませんが、私にとってはうれしい思い出です。
冷えが気になる人ほど、気をつけたいこと
あたたまりたくて始めるからこそ、知っておいてほしい注意点もあります。
ひとつは、汗をたくさんかくぶん、水分は1リットル以上を目安に、前後にも少しずつとってほしいということです。汗で水分やミネラルが出ていくと、めぐりがかえって悪くなったり、頭痛が出たりすることがあります。
もうひとつは、帰り道です。あたたかいスタジオから急に寒い外へ出ると、せっかくあたたまった体が一気に冷えてしまいます。髪をしっかり乾かして、羽織りものや靴下で、湯冷めしない服装で帰ると安心です。
暑い環境が体に合わなくて、のぼせやすい・頭が痛くなりやすいという方は、いきなり強度の高いクラスを選ばず、リラックス系のゆるいクラスから試してみてくださいね。
冷えが気になる人が、ゆるく続けるコツ
- 最初はリラックス系のゆるいクラスから。あたためながら呼吸する時間を大事にしてみてください
- ポーズの完成度よりも、深い呼吸を止めないこと。めぐりは呼吸とセットで考えると続けやすいです
- 週に何回、と決めすぎないこと。冷えが気になる季節だけ、ゆるく通うのでもいいと思います
- 帰宅後は、白湯を飲んだり、足首を回したりして、あたたかさを少しでも長くキープしてみてください
冷え対策は、続けることがいちばんやさしい味方になります。「がんばって毎週」よりも、「無理なく、ときどき」のほうが、結局は長く続けられるのかなと、私は思っています。
自分の体に合うかは、体験レッスンで
合うか合わないかは、文章で考えるよりも、一度体験してみるのがいちばん分かりやすいです。
体験レッスンの日は、水分をしっかり持って、ゆるいクラスを選んで、終わったあとの体の感じや、次の日の体調までを「お試し」だと思ってみてください。あたたかさが心地よいか、それとものぼせやすいか。自分の体の反応を知ることが、続けるかどうかの何よりのヒントになります。
カルドは女性専用のスタジオも多く、人の目を気にせずゆるく動けるのが、私には合っていました。持ち物についてはホットヨガの持ち物リストに、通っていた当時のリアルな話はカルドにゆるく通い続けた看護師の本音レビューにまとめています。よかったらあわせて読んでみてくださいね。
がんばりすぎなくて大丈夫です。冷えとも体とも相談しながら、とりあえずゆるく始めてみましょう。