三日坊主だった私が、ホットヨガをゆるく続けられた3つの小さな工夫【カルド経験者の看護師】
「どうせ私、また三日坊主になるんだろうな」
新しいことを始めるとき、いつも心のどこかでそう思っていました。ジムの会員証も、買ったばかりのダイエット器具も、気づけば部屋の隅で眠っている。運動が続いたことなんて、一度もなかったんです。
そんな私が、ホットヨガだけは、ゆるく通い続けてこられました。すごい意志があったわけでも、人が変わったわけでもありません。ただ、力の入れ方を少し変えただけ。
今日は、続けるのが苦手だった私が見つけた、3つの小さな工夫をお話しします。
工夫1:「毎回行かなきゃ」を、まずやめた
続かない一番の原因は、たぶん最初から頑張りすぎることでした。
「入会したからには週3回は行かなきゃ」「行かない週は無駄にしてる」。そう自分を追い込むほど、行けなかった日の罪悪感が重くなって、やがて足が遠のく。今までのパターンは、いつもこれでした。
だから今回は、はじめから「行けたらラッキー」くらいの気持ちにしておきました。週1でもいい。今週ゼロでも、来週また行けばいい。
不思議なもので、「休む日も込みで続けているうち」と考えるようになってから、逆にふらっと足が向くようになりました。やめなければ、それは続いている。そう思えると、ずいぶん気が楽になります。
工夫2:とにかく、ハードルを下げておく
「行こうかな」と思ってから、実際に出かけるまでの間に、面倒くさいことが多いほど、人は動けなくなります。
私の場合は、準備の手間をできるだけ減らすことにしました。
- ウェアやタオルは、前の晩にバッグへ入れておく(当日考えない)
- 手ぶらで行ける日は、思いきり手ぶらで行く
- 「シャワーを浴びて帰る」まで含めて、行く前に段取りを決めておく
スタジオによっては、ウェアやタオルをレンタルできる手ぶらプランのようなものが用意されていることもあります。私は「持ち物が多いと腰が重くなるタイプ」だと自分で分かっていたので、なるべく身軽に通えるようにしていました。
準備が軽いと、「今日ちょっとだけ行ってみようかな」の一歩が、ぐっと出しやすくなります。
工夫3:終わったあとの「あの感じ」を、ごほうびにする
これは一番、私を続けさせてくれた工夫かもしれません。
レッスンが終わったあとの、体があたたまって、頭のなかが少しだけ静かになる感じ。あれを「ごほうび」として覚えておくようにしました。
行く前は毎回「めんどくさいな」と思うんです。でも、終わったあとに「あ、来てよかった」と感じる瞬間が必ずあって。その体感を思い出すと、次もまた行こうかなと思える。
効果がどうとか、何キロ減るとか、そういう大きな目標は立てませんでした。ただ「終わったあとの、あのすっきりした気持ち」。それだけを楽しみにしていたら、気づけばゆるく続いていた、という感じです。
(※ 体の感じ方には個人差があります。体調がすぐれない日や、暑さがつらい日は無理をせず、水分を1リットル以上を目安にこまめにとりながら、ご自身のペースで行ってくださいね。)
続けるコツは、たぶん「頑張らないこと」
こうして振り返ると、私が続けられた理由は、どれも頑張らない方向の工夫ばかりでした。
毎回行かなくていい。準備は軽くていい。大きな目標もいらない。ハードルを下げて、下げて、それでも残ったものが「本当に続くもの」なのかもしれません。
三日坊主だった自分を責めていた頃の私に、もし声をかけられるなら。「続かなかったのは、意志が弱いからじゃなくて、頑張りすぎてただけだよ」と伝えたいです。
もし今、「運動が続いたことがないから」とためらっている方がいたら。まずは一回だけ、体験から、ゆるく試してみるところから始めてみるといいかもしれません。