ホットヨガのあとに片頭痛。看護師が考える原因と、ゆるく続けるための対策
「ホットヨガのあと、決まって頭が痛くなる」「すっきりしたいのに、頭痛で台無し」
実は私も、そうでした。
私は、通ったりお休みしたりを繰り返しながら、ゆるくホットヨガのカルドと付き合ってきた看護師です。2回目に通っていた時期は、レッスンのあとに片頭痛(へんずつう。ズキズキと脈打つような頭痛のことです)が出ることが多く、それが悩みのタネでした。
このページでは、同じ悩みを持つ方に向けて、看護師の視点から「なぜホットヨガのあとに頭痛が起きやすいのか」と「ゆるく続けるための対策」をお伝えします。
最初にお伝えしておくと、この記事は一般的な情報をまとめたもので、診断や治療に代わるものではありません。つらい症状が続く場合は、無理せず医療機関に相談してくださいね。
私の場合:レッスン後の「ズキズキ」に悩まされました
レッスン自体は気持ちいいんです。たっぷり汗をかいて、体はぽかぽかで、達成感もあって。
それなのに、帰り道や帰宅後に、こめかみのあたりがズキズキしてくる。ひどい日は、その日の予定がつぶれてしまうこともありました。
「せっかく体にいいことをしているのに、どうして?」と、当時はけっこう落ち込みました。でも、体の仕組みを考えてみると、ホットヨガのあとに頭痛が起きやすくなるのには、ちゃんと理由があるんです。
なぜホットヨガのあとに頭痛が起きやすいの?
看護師目線で、代表的な理由を5つ挙げますね。
1. 脱水
ホットヨガでは、1回のレッスンで大量の汗をかきます。体の水分が足りなくなると、頭痛は起きやすくなります。
しかも汗と一緒に塩分などのミネラルも出ていくので、水だけをたくさん飲んでも追いつかないことがあります。
2. 血管の広がり
暑い環境にいると、体は熱を逃がそうとして血管を広げます。片頭痛は脳の血管が広がることが引き金のひとつとされているので、もともと片頭痛持ちの人は、高温の環境で出やすくなることがあります。
私はまさにこのタイプだったのだと思います。
3. 急な温度差
あたたかいスタジオから、寒い外へ。特に冬場は、この温度差が体への負担になります。血管が急に縮んだり広がったりすることが、頭痛の引き金になることがあります。
4. 空腹・エネルギー不足
「食べてすぐは動けないから」と空腹のままレッスンを受けると、エネルギー不足で頭痛やふらつきが出ることがあります。逆に直前に食べすぎても気分が悪くなりやすいので、タイミングが大事です。
5. 呼吸が浅くなる(酸素不足)
慣れないポーズに集中していると、知らないうちに呼吸が浅くなったり、息を止めてしまったりしがちです。体が酸素不足になることも、頭痛を引き起こす原因のひとつとされています。
ヨガはもともと「呼吸とポーズをセットで行う」運動です。きれいなポーズをとることよりも、呼吸を続けることのほうがずっと大事なんです。
ゆるく続けるための、私のおすすめ対策
「じゃあ、どうすればいいの?」というところを、対策としてまとめますね。
- 水分は1リットル以上を目安に。レッスン中だけでなく、前後にも少しずつ飲むのがおすすめです
- 汗をたくさんかく日は、水だけでなく塩分やミネラルも。スポーツドリンクや塩タブレットをうまく使ってみてください
- 食事はレッスンの1〜2時間前までに、軽めに済ませておくと安心です
- 最初から強度の高いクラスを選ばず、リラックス系のゆるいクラスから始めてみてください
- ポーズ中も、しっかり呼吸を続けることを意識してみてください。ポーズが多少崩れても、呼吸を止めないほうがずっと体にやさしいです
- 冬場は、スタジオを出る前に髪をしっかり乾かして、温度差をやわらげる服装で帰りましょう
- それでも頭痛が出た日は、無理せず、静かな部屋で横になって休んでください。ズキズキする片頭痛タイプのときは、痛むところを冷やすと楽になることがあります
それでも繰り返すなら、無理しないでほしいです
対策をしても頭痛が続く場合は、いったんお休みする勇気も大事です。
頻繁に頭痛を繰り返すなら、一度、頭痛外来や内科などの医療機関に相談してみてください。「ヨガを続けるために我慢する」は、いちばんおすすめできません。
私自身、片頭痛との相性が理由で、ホットヨガから距離を置いた時期があります。でも、それは「失敗」ではなくて、自分の体質を知る機会だったと今は思っています。体質や体調は人それぞれなので、暑い環境が合う人も、合わない人もいるんです。
まとめ:体と相談しながら、とりあえずゆるく
ホットヨガのあとの頭痛には、脱水・血管の広がり・温度差・エネルギー不足といった理由が考えられます。裏を返せば、対策できる部分もたくさんあるということです。
これから始める方は、いきなり入会せず、まず体験レッスンで「自分の体がどう反応するか」を確かめてみてください。水分をしっかり持って、ゆるいクラスを選んで、終わったあとの体調までがお試しだと思ってもらえたらと思います。
カルドに通っていた当時のリアルな話は、カルドにゆるく通い続けた看護師の本音レビューにまとめています。よかったらあわせて読んでみてくださいね。
がんばりすぎなくて大丈夫です。体と相談しながら、とりあえずゆるく始めてみましょう。